本日は、在宅ワーク始める時に、有利な資格をお伝えしたいと思います。
在宅ワークは資格なしでもできるって聞くけど?
資格をとっても求人はほんとうにあるのかな?
一番気になるところですね。
在宅ワークを紹介するサイトを運営していると、どのような在宅ワークの求人があり、どのような資格が求められているかが分かってきました。
資格を在宅ワークで活かしたいならぜひご覧下さい。
在宅ワークで資格が活かせる可能性がある職種
お正月が過ぎると、通信講座で資格取得を促すテレビCMが流れ、新聞にチラシが入ったりもします。
たくさんの講座の中で、在宅ワークに有利と書いてある資格があると、この資格を取ったら在宅ワークができるかもしれないと思うことはないでしょうか。
家計が苦しいとか、もう少し自由になるお金が欲しいなど、さまざまな理由で在宅ワークをしたい方は多いようです。
けれども、資格を取得したところで本当にそれを活かせるのだろうかと疑問を抱く人も多いようです。
yahoo知恵袋には、「○○の資格を取得したら在宅ワークができますか」とたずねる質問が沢山有ります。
在宅ワークは資格なしでもできます。
在宅ワークをするには資格よりも経験やスキルが優先されるからです。
たとえば、在宅ワークに有利な講座として賞状書士や建築模型士などの民間資格があります。
管理人のゆいはこのサイトを運営して10年目になりますが、それらを活かす在宅の求人は見たことがありません。
賞状書士の資格があれば、進物を扱うショップで、「のし書き」ができる人として働ける可能性はあります。
建築模型の仕事も、建築事務所で働きながら、模型制作の技術を磨いた方が独立するのが一般的なようです。
どこかの会社が、求人広告を出して採用し、内職を頼むように仕事を分けてくれることはないのです。
仕事に関しての人脈がない状況では在宅ワークは相当難しいということになります。
その他の資格でも、それを活かしてすぐ仕事を受注できるとは限りませんが、道を切り開く方法は存在しますので紹介したいと思います。

Webライターの資格が活かせる在宅ワーク
在宅ワークで最も需要が多く、探しやすいのがWebライターの仕事です。
ライティングの仕事はクラウドソーシングで探せばすぐ見つかりますが、ほとんどの仕事は文字単価が非常に安く設定されています。
ワーカーにとっては仕事のモチベーションを保つのが難しい状況にあります。
一方で、専門の知識を活かして記事が書けるライターは高単価の仕事を受注することができます。
Webライターで需要が高いのは、医師や看護師、管理栄養士の資格です。
その他士業資格を持っている方は高単価でライティングの在宅ワークができる可能性は高いと思います。
具体的な例として
ドクターズミーでは健康相談の回答者やコラム監修の仕事があります。

そうは言っても医師や看護師、管理栄養士は途中から簡単に取れる資格ではありません。
一例として、ファイナンシャルプランナーの資格を持っていて、お金のことを分かりやすく説明できると、webライターにとどまらず、多方面で活躍できる可能性がありそうです。
FP・ファイナンシャルプランナー からライター・事務・その他を探す
住まい・暮らしのサイトは数多くありますので、整理収納アドバイザーの資格を活かしてライターとして活躍している方もいるようです。
サグーワークスのプラチナライターとして活躍している方が紹介されているページでは、宅地建物取引主任者・司法書士・2級ファイナンシャルプランニング技能士・モーゲージ・プランナー(住宅ローンの専門資格)の資格を取得している方が紹介されています。
また、在宅ライターを募集している「かくたま」の採用ページには社会労務士や行政書士、ファイナンシャルプランナーや簿記など、資格等を持っている方には高単価の専門案件オファーがあることが記載されています。
資格を取るならライターとしての需要が多い職種をリサーチすることから始めた方がいいようです。
自分が興味ある資格を見つけたら、取得までにかかる日数、予算なども検討して考えましょう。
資格例
- ファイナンシャルプランナー
- 簿記
- 宅地建物取引主任者
- 社会労務士
- 行政書士
- 司法書士
- モーゲージ・プランナー
- 医師
- 看護師
- 管理栄養士 etc.
在宅ワーカーを目指すならブログを書こう
在宅ワークがしたいななら、ブログやSNSを始めることをおすすめします。
資格に関連する知識やノウハウなどをブログに書き続けていると思わぬオファーがある場合があります。
ときどき自分が運営しているサイトがきっかけで、オファーをいただきましたと報告されているブログを見かけます。
webライターを目指す場合はwordpressに投稿する場合もあるようですので、wordpressで記事を書くのがおすすめです。
Webライティングの求人に応募した場合、ブログを担当の方に見てもらうとこで、ライティングテストが不要になる場合もあります。
さらにステップアップしたい場合は、Yahoo!ニュースで度々取りあげられている有名メディアのライターに応募する方法もあります。
もしその有名メディアから、執筆者の名前を自身のブログにリンクできれば、多方面から寄稿依頼があるかもしれません。
英語の資格を活かす在宅ワーク
在宅ワークでは英語の資格は活かせる場が多いです。
翻訳やオンラインでの英語講師は頻繁に在宅の求人を見かけます。
翻訳専門のクラウドソーシングもありますし、外資系の会社は英語力あれば尚可という求人もありますので採用の際有利になります。
翻訳初心者からでも登録できるコニャック

アイディは英文の添削を行う講師を募集

子供にオンラインで英会話を教える在宅ワーク

英語を活かすためにはTOEICや英検の資格があります。
- TOEIC
- 実用英語技能検定(英検)
TOEICのスコアを採用の条件にしている会社は多いです。
秘書・事務・経理の資格を活かす在宅ワーク
リモートで働く秘書や事務の求人が増えてきました。
オンラインアシスタントを募集している会社が複数あります。
ただ、秘書や事務の仕事は、社会人経験や前職の経験が優遇されるので、資格を取得しただけで採用されるかというと難しいかもしれません。
それでも最近は、未経験の分野や業界でも、挑戦できるという文章が付け加えられたりしているので採用の可能性がゼロとは言い切れません。
オンラインアシスタントを募集しているふじ子さんでは、海外長期滞在経験やタイピングの入力が正確で速いこと、イラスト制作などができる人も募集しています。

キャスタービズはオンラインアシスタント募集。2018年現在、歓迎スキルに日商簿記2級以上をお持ちの方が記載されています。

HELP YOUでは事務アシスタントを募集。チームで仕事をするのが特徴です

クラウドワークスが提供するマッチングサービス。事務局が間に入り仕事を紹介してくれます。

経理の仕事ならメリービズ。簿記3級を持っていれば応募することは可能です。

経理系の経験や資格を活かしたいなら、オンラインアシスタントに応募することを推奨していましたが、メリービズでは、経理経験者に特化した経理アシスタントを募集しています。全国から応募可能なので、経理経験者はメリービズからの登録をお勧めします。
秘書や事務の在宅ワークで持っていると有利になる可能性がある資格
- 秘書資格
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)資格
- 日商簿記の資格 他
年齢、実務経験などによっては必ずしも採用されるとは限りませんのでご注意下さい。
相談・アドバイスの資格を活かす在宅ワーク
オンラインで健康相談に回答する仕事や、食事などのアドバイスをする在宅ワークもあります。
webライターのカテゴリでも紹介しました、メディカルノートや、ドクターズミーでは病気の相談に回答したり、ダイエットをしている方の食事をチェックしてカロリー計算、アドバイスができる方を募集しています。
その他、悩み相談の求人はほとんどありませんが、心理学系の資格を取得すると専門家として、得意なことを販売するサービスで活躍できる可能性はあります。
ココナラなど得意を売るサービスへ登録して在宅で相談を受けます。

オンライン講師・採点者として採用されやすい資格
オンライン家庭教師や模擬試験の採点の仕事は、教員免許を持っていると有利です。
参考書の問題作成の仕事や校正、解答の解説などの仕事もあります。
英語が得意でしたら、オンライン英会話講師なども在宅でできます。
オンライン講師の仕事は教員免許がなくても、募集している会社独自の試験や研修に合格すれば大丈夫な場合があります。
大学生や大学院生が喜ばれる場合もありますので、まずは登録できそうなところを探す方法もあります。
- 教員免許
資格を取得して誰かに教えることができるくらいの知識を身につけるとオンラインで講師になれるサービスもあります。
在宅コールセンター業務の仕事ができる資格
コールセンター業務も在宅が増えています。
NTTコミュニケーションズが実施しているドットコムマスターアドバンスのシングルスターかダブルスターを取得することで、OCNのテクニカルサポートスタッフのcavaになる道もあります。
cavaスタッフの募集を行っていない時もあるので、最初に募集の有無を確認してください。

インターネットから24時間365日受験可能で、合否もその場で分かります。
独学で公式テキストや副教材で勉強して試験を受けることができます。
以前は研修に54,000円かかっていましたが、今は無料に変更されていますので費用があまりかからない資格の1つかもしれません。
(ヘッドセット付き電話機25,000円程度は必要でした)
合格してからテクニカルサポートスタッフに応募すると説明会や面接、研修や選考を経てコールセンター業務を行うことができます。
ドットコムマスターは仕事に直結する資格です。
ただし、コールセンター業務は資格を取得しなくても、研修を受けてすぐに実践に入る会社も多いので、募集している複数の会社を比較検討した方が良さそうです。



在宅ワークを探すのに役立つ仕事探しサイト
ハンドメイドの商品を売ったり、得意なことを売ったり独立して働く場合は、資格はあまり必要としません。
ただ、求人に応募する場合やクラウドソーシングサイトで仕事を受注しようと思う場合には必ずPRが必要です。
資格を書く欄がある場合もありますし、自己PRをする際にも資格は、持っていた方が有利になります。
ビズアシスタントオンライン
ビズアシスタントオンラインはクラウドソーシングで有名なクラウドワークスが運営しているサービスの1つです。
事務やデータ作成などの簡単な継続の仕事を紹介してくれます。
男性、女性問わず応募できます。
レジュメには資格を記入する欄があります。
レジュメを書く際には保有資格を書く欄もあるので、事務系資格があれば有利です。
ママワークス
ママワークスは在宅や時短など、子育て中のママでも働ける求人を扱っている仕事探しサイトです。
他の求人サイトより在宅ワークの求人が多く人気があります。
リワーカー
前述のオンラインアシスタントを募集しているキャスタービズの求人サイト。
「リモートワーク」や「副業可」「フリーランス」「時短勤務」などの求人だけを扱っているサイト。
フルリモートの求人もあります。
翻訳やWebデザイナー、エンジニアから事務の求人まで扱っています。
翻訳者ネットワーク アメリア
翻訳のスキルアップと仕事獲得を支援する有料の会員制サービスです。
利用者の方も多く、メリットやデメリットなどがブログにアップされています。
詳細は見られませんが、求人の一覧はホームページから確認できます。
ランサーズ
ランサーズはクラウドソーシングサイトです。
資格を必要としない案件もありますが、1つの案件に応募者が複数人いた場合、クライアントは資格を見て最終判断に利用する可能性はあります。
在宅ワークの資格おわりに
このほかにも、在宅で求人がある職種にテープ起こしや校正・校閲の仕事、webデザインやイラストの仕事など、まだまだあります。
ほとんどの仕事は経験が優先されてしまうので、資格の効果が薄まってしまいます。
人気の職種は経験が無いと、企業の求人に応募した際、書類選考で落ちてしまうこともあります。
一方で、翻訳やテープ起こしなどはトライアルテストに合格すれば登録ができる企業もありますので、まったく希望が無いことはありません。
また、活躍している在宅ワーカーの資格取得状況やスキルを見ると、たくさんの資格を取得している方が多いです。
資格をたくさん取って、可能ならスキルも磨き、選考者を圧倒するというのも一つの手段かもしれません。
在宅ワークができる職種かどうか十分調査を行い、傾向と対策を考えて資格を取得しましょう。
その後は自分自身でブログを書いたりしながら、求人に応募をしていくことで、在宅ワークを獲得できるチャンスが広がるのではないでしょうか。
参考記事


