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手作業の内職で月5万円稼いでいるのは何人?100人に聞いてみた!【統計調査】
自宅で手作業の内職をやってみたい方は大勢います。
- 少しでも家計の足しになるなら内職をしたい
- 手作業の内職をしてお小遣い稼ぎをしたい
- 体調が優れず、外で働けないので内職で5万円くらい稼ぎたい
上記のように考えて内職を探している人も多いことでしょう。
ただ、「内職で月5万くらい稼ぎたいけど実際はどの程度稼げるのか」「内職はどこで探せるのか」「皆はどんな内職をしているのか」など分からないことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、過去5年以内に内職をしていた方、また現在も内職を続けている方にアンケートを実施していくら稼げるのかや、どのような内職をしているのか、どうして内職を始めたのかなど様々な質問をしてみました。
内職はどこで探せば良いかという記事は以前にも書いていますので、下記を参照して下さい。
厚生労働省の内職調査
内職に関する調査は、厚生労働省が行ったものが公開されています。
家内労働(内職)のしおりには、『家内労働のあらまし』や『家内労働の現状』などが図解入りで詳しく書かれています。
しかしよく見ると、厚生労働省がまとめている内職には、金属プレス加工・洋食器の研磨など、大型の機械を使って加工するものも含まれています。
- 金属プレス加工・洋食器の研磨など大きな機会が必要な内職が含まれている。
- 家内労働者の平均年齢は58.9歳、平均経験年数は11.6年と平均年齢が高く、経験年数が長い。
- 農業や漁業の従事者等が本業の合間に従事することを副業的家内労働者と呼んでいる
手作業の内職アンケート実施のきっかけ
家内労働のしおりに掲載されている家内労働者の1か月の平均工賃は37,320円です。
しかし厚労省のデータでは、大きなプレス機械まで使う内職を含み、長く続けているベテランの人が内職者の平均値となっています。
簡単に言ってしまえば、データの内容が時代にそぐわない感じなんです。副業的内職が農業や漁業の合間に従事した人っていう定義もどうかなって考えさせられましたよ。
確かに、今から家にプレス機や研磨機を置いて内職しようと思う人はほとんどいないだろうね。
長く続けているベテランが行う内職が1か月の平均収入を引き上げている可能性があるのではないかと思ったことがアンケートを試みたきっかけです。
これから家で内職を始めたい人が参考にしたいデータとはちょっと違うかもしれないんだね。
1か月に3万円以上稼げるとか、5万円稼ぎたいと思って内職を始めたのに、全然稼げなかったら悲しいですよね。
手作業の内職のアンケート調査概要
内職で月5万円稼いでいる人は何人いるかをお伝えする前に、調査をした方法を以下に示します。
無効回答を考慮し110人にアンケートを実施し、そのうち106人の回答を有効としました。年齢の上限は設けませんでしたが、20代から50代の方から回答を得ました。
調査概要の詳細
- 調査対象:20代以上の男女(内職をしている方もしくは5年以内に手作業の内職をしたことがある方)
- 統計対象者:女性70人・男性36(合計106人)
- 調査日:2024年3月
- 調査場所:クラウドワークス
- 調査実施:在宅ワークを探そう!
- 対象とした手作業の内職は事業者や個人事業主から資材の提供を受けて、貼る、折る、切る、組み立てる、書くなどの作業を行うものとしました。例:シール貼り、袋詰め、箱やボールペンの組み立てなど
- 近年では、ネットショップからサンキューカードの代筆を請け負うなど、新たな内職の請け負い方もあるため、個人事業主からの依頼やクラウドソーシングで探すことも含めました。
内職で月5万円の収入があるのは何人?いくら稼げる?
最も最近行った内職の1か月の収入は?という質問をしました。
内職の1か月の収入は、106人中、5万円以上と回答した人は6人で6%という結果となりました。
最も多かったのが1万円以上2万円未満で29%、次に多かったのが、5千円以上1万円未満で24%です。全体では1か月の収入が2万円未満が62%となりました。
収入の記載は自由回答だったのですが、『直近の1か月の収入』ではなくて、1万円~3万円など、平均収入を書いたと思われる方が11人いましたので、その11人の回答は無効としました。11人の方々も最高額は3万円で、5万円以上の収入があった方は1人もいませんでした。
今回の調査結果で分かったことは、厚生労働省の調査した1か月の平均工賃は37,320円は、近年多くの人が行っている簡単な手作業の内職では稼ぐことは難しく、さらに1か月5万円以上稼げる人は6%と、一部の人に限られるということです。
1か月の収入の最高額いくら?
内職で稼いだ1か月の最高額を聞くと、5万円以上の人が17%に増えます。
仕事の量や種類などによっては、多く稼げる月があることが分かります。
手作業の内職でも努力次第で収入が上がることは、励みになりますね。
どのような内職をしていますか
どのような内職をしているかという質問には、シール・ラベル貼りと答えた方が27人、袋詰めと答えた方が24人という結果になりました。以降は、宛名書きが11人、ダイレクトメールの封筒入れが10人、箱の組み立てが6人、ボールペンの組み立てが2人でした。
その他には以下のような内職がありました。
- カプセルトイを詰める作業
- ガチャガチャの詰め込み
- ヘアアクセサリーの製作
- シャツのボタン付け
- 図書館に収める為に、古本に透明な保護フィルムを張る作業
- 車の配線部品の組み立て
- 手書きのお礼状書き
- 靴下の返しと糸切り etc.
内職を始めた理由は何ですか
内職をしようと思った理由も尋ねました。
内職を始めた理由で最も多かったのが、自分のお小遣いのためで31人、2番目が家計のためで24人でした。外に働きに行けないやむを得ない事情があると回答した人が次に続く13人です。
内職は、家計のためや、やむを得ない事情があるから始めたのではなく、自分のお小遣いのためや暇だったから、楽に稼ぎたかったという理由で始める人も少なくないことが分かりました。
以下のような理由もありました。
- 自分の特技が活かせると思いましたし、なにより自分の好きなことでお金を稼げる充実感があるから。
- 子供にお金の大切さをわかってもらうため。
- 子ども食堂の運営にお金が必要で、少しでも足しにしたかったからです。
- 近所の人に誘われたから
内職を始める理由は人それぞれなんですね。お金を稼げる充実感があるなんて羨ましいです。
どこで内職を見つけましたか
どこで内職を見つけたのかという質問では、一般の求人サイトと答えた方が36人でした。次に、知人や近所の人の口コミで24人、新聞・チラシ・タウン情報誌が17人と続きます。
クラウドソーシングサイトでも14人が内職を見つけています。
内職を請け負うことをクラウドソーシングサイトのプロフィールに記載したり、スキルシェアサイトで内職をサービスとして提供して依頼を待つことで受注できます。クラウドソーシングやスキルシェアを活用している人々が増えていることも今回の調査で分かりました。
このページの下でクラウドソーシングやスキルシェアで受注する方法を書いていますので見て下さいね。
内職をする日は何時間くらい作業をしますか
内職の1日の作業時間は2時間以内と4時間以内で74%を占めることが分かりました。
一方で、10時間以上作業する人がが5%います。
全体としては、家事の合間やスキマ時間を使って作業をしている人が多いという結果になりました。
内職で資材の受け渡しはどうしていますか
内職の資材の受け渡しは、自分の車やバイク・自転車を使う人が43人と、事業所に出向いている人が一番多い結果となりました。
2番目は郵送や宅配で35人です。少し意外でしたが、クラウドソーシングで内職を請け負った場合は、郵送や宅配を使わざるを得ないことを考えると、郵送や宅配も活用が進んでいるのかもしれません。
3番目は事業者が手配した集配車の利用で25人、電車を使っている人は0人でした。
求人サイトに時々、「電車で資材の受取と納品が可能です」と書いてあることがあるので、電車も選択肢に入れたのですが誰もいませんでした。
手作業の内職を受注する方法
クラウドワークスで内職を受注
クラウドワークスは仕事を依頼したい人と仕事をしたい人を結びつけるマッチングサイトです。本来は、仕事をしたい人が、自分ができる仕事を選んで応募するサービスです。
クラウドワークスのカテゴリーには「事務・カンタン作業」の中に「内職・軽作業」のカテゴリーがあります。このように案件から仕事を探すこともできます。
しかし手作業の内職を公開で依頼する人は少ないですし、いつも良い案件があるとは限りません。
そこで、プロフィールを見た依頼人に、直接依頼をしてもらえるようにプロフィールを充実させておきます。これにより、すぐに仕事が増えるわけではありませんが、仕事を得る機会を増やすことが可能となります。
こちらを参考にプロフィールを充実させるとよいですよ
今回の100人アンケートは、クラウドワークスの「事務・カンタン作業」をしている人にPRする方法で行いました!
\無料登録はこちら/
ランサーズで内職を受注
ランサーズもクラウドワークス同様に仕事を依頼したい人と仕事をしたい人を結びつけるマッチングサイトです。
ランサーズには内職というカテゴリーはありません。ただ、内職を請け負っているワーカーはいます。
こちらを参考にプロフィールを充実させるとよいですよ
ココナラで内職を出品
スキルシェアサービスのココナラでは、「内職をします」というサービスが出品されています。
受注できていて評価が付いているワーカーがいる一方で、一ヶ月以上ログインしていないワーカーもいます。
どのようなサービスが出品されているのか参考になります
評価が付いているワーカーさんのサービスを参考にして、依頼者が安心してサービスを利用できるように詳細を細かく書くようにしましょう。
手作業の内職で月5万円稼いでいる人まとめ
アンケートを試みて、私ゆいにとっては、予想通りだったこともありましたが、予想とは違っていることもありました。
たとえば、yahoo知恵袋などでは、手作業の内職の月収は2万円~3万円位ですよと回答している人が多くいて、5万円以上稼ぐ人は少ないということは予想できました。今回のアンケートでも3万円未満が最多で、月に5万円稼げる人は少数派ということが分かり予想通りでした。
一方で、求人サイトやクラウドソーシングサイトで内職を見つけた人が多いことや、資材の受取と納品を宅配と郵送で行っている人が多くいることは予想と違っていました。
前述もしましたが、ネットショップのサンキューカードの代筆のように、何年か前にはなかったような内職も生まれています。定番の事業者からだけではなく、クラウドソーシングやスキルシェアのサービスで、単発の内職を請け負うことで、仕事量を増やすのも一つの方法かもしれません。
これから内職を始めたいと考える方の参考になれば幸いです。