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【平均月収・時給の相場を調査】在宅ワークや内職でいくら稼げる?
- 在宅ワークを始めたいけど、いったいどのくらい稼げるのだろう。
- 今やっている自分の在宅ワーク収入は労力に見合ったものなのだろうか。
と考えることはないでしょうか。
今回は在宅ワークや内職の収入について調べてみました。
厚生労働省のホームページで公開されているデータを基に紹介したいと思います。
在宅ワークと内職の違い
在宅ワークと内職は同じと思われることがありますが、別々の働き方となります。
そのため厚生労働省の実態調査も別々に行われています。
在宅ワーク(自営型テレワーク)とは
在宅ワークは、注文者から委託を受け、情報通信機器を活用して自宅や自宅に準じた場所で、成果物の作成または役務の提供を行う就労のことです。
在宅ワークは、主にパソコンを利用してサービスを提供しその成果に対して報酬を得る働き方で特に法律はありません。
自営型テレワークの適正な実施のためのガイドラインがあるのみです。
また、在宅ワークは、カフェやコワーキングスペースも対象となること、請負契約以外の形態も対象となることから、平成30年2月に厚生労働省のガイドラインの適用対象が見直され、「在宅ワーク」は「自営型テレワーク」に変更されました。
資料を探す時は、自営型テレワークでも検索することがおすすめですよ。
自営型テレワークの適正な実施のためのガイドライン(令和3年8月発行)(PDF)(厚生労働省)
自営型テレワーカーのためのハンドブック(令和3年8月発行)(PDF)(厚生労働省)
自営型テレワークの職種
パソコンを利用する在宅ワーク(自営型テレワーク)は、以下のような仕事があります。
- 文書入力
- データ入力
- 設計・製図
- デザイン
- 画像加工
- DTP
- 映像作成
- ウェブサイト・モバイルサイト等制作
- プログラミング
- 翻訳
- システム設計
- リサーチ・分析データ
- 音声起こし 等
内職(家内労働)とは
内職(家内労働)とは、メーカーや問屋などから原材料等の提供を受け、労働の対価を得るために、物品の製造又は加工等を行うことです。
家内労働法という法律で守られ、労働者と位置づけられています。
ネット上では、内職に対しても、「在宅ワーク」という言葉が用いられることがあります。
そのため、内職と在宅ワークは同一と認識されやすい関係にあると言えます。
家内労働のしおり(令和4年度版)(PDF) 令和 2 年度家内労働等実態調査
在宅ワークと内職の実態調査から収入を確認
内職の平均工賃額
内職は家内労働のしおりで確認すると、平均工賃額が1時間520円、1ヵ月3万7,320 円。
男女別にみると、1ヶ月あたり男性が6万4,019円、女性が3万4,244円、類型別にみると、世帯主が本業として従事する専業が105,651円、家庭の主婦などが従事する内職が34,244円、本業の合間に従事する副業が27,858円ととなっています。
家内労働のしおり(令和4年度版)(PDF) 令和 2 年度家内労働等実態調査
在宅ワークの報酬
在宅ワークの報酬調査結果は、厚生労働省サイト内の『在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン』(4ページ目)に掲載されています。
2013年のだいぶ古い情報ですが、在宅ワークの平均的月収は5万円以下が27.7%です。6万~9万円が18.0%で、1ヵ月9万円以下の収入の方は45.7%となります。
在宅ワークをしている方の半数近くは9万円以下で働いていることになります。
2013年の頃と比較すると、現在はオンラインアシスタントや在宅コールセンターなどの在宅ワークが増えているので、平均すると月収は上がっているかもしれません。
それでも、在宅ワークも内職も、思いのほか調査結果の収入が高いという印象を受けるのではないでしょうか。
考えられることとして、専門スキルを持っている人、プレス機や木工機械を使って、専業で行っている人なども含まれているため、平均すると月収を押し上げている可能性があります。
在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン(PDF) 平成27年12月発行
内職の工賃についての口コミ
Yahoo!知恵袋では、内職の報酬についての質問があります。
内職の1時間あたりの工賃は200円前後という回答が多くあります。
- 最近内職を始めました。
フルタイムで就業中ですが、少しでも生活費をと思い内職を始めたのですが、
毎日夜中までやっても月3,000円くらいにしかならず
時給に換算すると20円~50円という感じです。
内職はこれで普通でしょうか? - それはいくら何でも割が悪過ぎますね。
あなたのやり方に問題がないなら、単価設定の低すぎしか理由はないですね。
内職の平均時給は200円~300円が相場です。
いかんとしても改善されないなら、違う業者に変えましょう。
出典:yahoo知恵袋
- 近所の60才代の人の話ですが、チラシの募集で内職をやってみたそうです。
とても安いとは聞いていたそうですが、あまりの安さにとてもショックを受けました。
資料を封筒に入れて、封をするだけの簡単な作業ですが、集中しても5時間ほどかかりました。
最低賃金は期待していないが、その半分でもあればと期待していました。
ところが、なんと820円だったそうです。
先方曰く、「おばさんがテレビを見ながらやる簡単な仕事なので・・・・・」
内職って、そういうものなのですか。ご意見や、ご経験をお聞かせください。 - だいたい、封入は0.4円位ですかね。
金額的には合っています。
内職はそれを毎日やって20000円位ですね。
出典:yahoo知恵袋
筆者ゆいの在宅ワーク体験談
内職ではありませんが、筆者ゆいは在宅コールセンターのテクニカルサポートとデータ入力の在宅ワークをしていたことがあります。
在宅コールセンターの仕事は、週5日、毎日4~5時間働いて、月収が7~8万円程でした。1か月20日前後働いていたので、時給換算で約875円です。
データ入力の仕事は、会社のシステムにログインし、パソコンに表示される、住所や名前を入力する単純な仕事でした。
毎日安定して仕事があるわけではなく、ログインしても配信がない日もあります。配信があまりない月は数千円、配信が多めの月は2万円位の収入だったと思います。
時給換算すると200円~300円くらいです。
データ入力の在宅ワークの報酬は、内職の工賃と同じくらいです。
もし高収入を得たいのであれば、専門のスキルを身につける必要があります。
内職や在宅ワークを始める時の注意点
アルバイトサイトや企業の採用ページを見ていると、「月収3万円の人もいます」「5万円の人もいます」という月収例を記載している会社があります。
職種にもよりますが、「人もいます」という書き方の場合は、多くの人がその金額まで稼げない可能性があります。
そのような記載方法でしたら、最初は報酬が低い可能性もあると考えておいた方が良さそうです。
一部の企業では、前年の月収平均を掲載して募集を行っていたり、月収1万円や2万円といった金額を掲示している場合もあります。
そのようにすることで、過度に期待を抱かせることなく、現実的な報酬を提供していると考えられます。
就業前には詳細な情報や契約内容を確認し、ご自身の判断で、適切な選択を行うことが重要です。
在宅ワークや内職を継続するために
在宅ワークや内職をしている人の中には、コツをつかみペースを上げ、高額な報酬ではなくても、納得のいく報酬を得ている人も存在します。
たとえ時給が200円であっても、自宅で好きな時間にコツコツと作業できることから満足感を得ている人や、仕事にやりがいを感じ、報酬が少なくても継続している人もいます。
報酬が低くても、自分に合った仕事であれば、それは良い仕事と言えるでしょう。
内職や在宅ワークにおいて収入だけを重視するのではなく、自身のニーズや満足感、やりがいを見つけることが重要です。
内職の工賃・在宅ワークの報酬 おわりに
在宅ワークや内職は、自身のスキルを活かして働く場合、月収10万円から20万円以上を稼ぐことも可能です。
一方で、スキルを必要としない単純な仕事では、月に数千円や1万円程度の収入となることもあります。
アルバイトサイトで募集されている簡単な在宅ワークや内職の月収例を見てみると、2万円という数字がよく目につきます。
先述もしましたが、最初は収入が少なくても、経験を積み、コツをつかむことでペースが上がり、工賃が増えることがあります。
また、スキルがなくても、パソコンを使う在宅ワークを行うことでスキルを向上させることも可能です。
さまざまなことにチャレンジしてみることで、自分に合った良い仕事を見つけることができるかもしれません。
良い内職や在宅ワークを見つけるためには、身近な人に相談したり、インターネットや地域の情報誌などで情報を収集することがおすすめです。
自分に合った仕事を見つけるためには、定期的に情報をチェックしておくことが大切です。
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