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Web面接で気をつけること!通信・音声・背景みんなの失敗談から学ぶ

近年では、就職や転職、アルバイトの面接でも「Web面接」が広く取り入れられるようになりました。求職者にとっては、自宅などから手軽に参加でき、移動の負担もなく時間の調整がしやすいというメリットがあります。
しかしその一方で、「準備不足で慌ててしまった」「想定外のトラブルでうまく対応できなかった」という声もあります。
たとえば、「面接官の声が聞こえず焦ってしまった」「開始直後にカメラがうまく作動しなかった」「面接中にペットが入ってきてしまった」など、思わぬハプニングが起こることもあります。
さらに、通信環境の不安定さや、マイク・スピーカーの不具合など、対面面接とは異なり気をつけるべきこともあります。
今回は、50人の方にWeb面接での失敗体験を聞いたアンケート結果をもとに、特に気をつけるべきことや準備のコツを紹介します。
「どんなトラブルが起きやすいのか?」「事前に防ぐにはどうすればいいのか?」などを実例を交えて紹介しますので、ぜひ面接前のチェックに役立ててください。
web面接で気をつけることに関するアンケート概要
最初に、今回実施したアンケートの概要を紹介します。
このアンケートでは、「Web面接で気をつけることは何ですか?」という一般的な質問ではなく、実際にWeb面接中に経験した「失敗」や「焦ったこと」について聞きました。
Web面接経験者が「これは失敗してしまった」「こうしておけばよかった」と感じた具体的な体験談を通して、「気をつけるべきこと」について導き出すこと目的としています。
クラウドワークスでは、50名の方にご協力いただきました。
集まった体験談をもとに、Web面接で起こりがちな失敗やその対策をランキング形式でご紹介します。
- 調査対象:求人のweb面接で、失敗したと感じたり、トラブルにより焦った経験がある方
- 調査日:2025年6月
- 調査場所:クラウドワークス
- 調査実施:在宅ワークを探そう!
\Web面接で聞かれることについてはこちら/

①web面接で最も多いのは音声トラブル

Web面接で経験したトラブルとして、最も多く寄せられたのが「音声トラブル」でした。
50人中11人が、「相手に声が届かない」「面接官の声が聞こえない」といった音声に関する問題を経験しています。
音声トラブルを経験した方の声
女性 M.Yさん 40代 面接の結果:合格
コロナ禍で初めて挑戦して、いざ面接が始まると画面越しに面接官が口を動かしているのに、全く音が聞こえない状態で、慌ててイヤホンを抜いたり、マイクの設定を見たりしましたが、何をしてもダメで、面接官がチャットで「聞こえますか?」と送って頂きましたが、結局、スマホに切り替えて面接をやり直すことになりました。
面接官の反応
困惑されていました。こちらは設定をいじりながらひたすら「あれ…?え…?」と固まってしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。面接官の方は落ち着いて、「一度、スマホに切り替えますか?」と提案して頂き、私が焦って謝るたびに「こういうこと、よくありますよ」と優しくフォローして頂いた感じです。
男性 S.Kさん 40代 面接の結果:不合格
WEB面接用のヘッドセットを用意していなかったのですが、家にあったものを適当にテストせずに面接時に使用したら相手に音声が届かずこちらは聞こえるので相手に必死にジェスチャーしてヘッドセットを交換する時間を貰うように待ってもらいました。
面接官の反応
「こういう事もあるよね」という感じであまり気にされていないようでした。
男性 T.Kさん 30代 面接の結果:合格
面接中に突然Wi-Fiが不安定になり、音声が途切れてしまいました。焦ってスマホのテザリングに切り替えようとしたら、今度はカメラがフリーズしてしまい、かなり慌てました。
面接官の反応
「大丈夫ですよ、落ち着いてください」と優しく声をかけてもらい、少し待ってくれる余裕を見せてくれました。技術的なトラブルには慣れているようで、安心できました。
女性 H.Kさん 30代 面接の結果:合格
突然マイクの調子が悪くなり向こうに音声が届かなくなってしまい、後半から電話での面接になったこと
面接官の反応
親切に優しく対応してくれて、電話での面接を提案してくれた
男性 k.Kさん 20代 面接の結果:合格
面接中に突然Wi-Fiの調子が悪くなり、音声が途切れ途切れになってしまった。相手の声が聞こえにくく、自分の声も届いていないようで、何度も「聞こえますか?」と確認することになり、会話がスムーズに進まなかった。結果的に質問を正しく聞き取れず、ちぐはぐな回答をしてしまった。
面接官の反応
慌てないでゆっくりで大丈夫ですよと声をかけてくださり、その後の質疑応答も何事もなかったように対応してくれました。
音声トラブルの対策と気をつけること
音声トラブルを防ぐための気をつけることは、やはり事前のチェックと予備の準備です。
アンケートでも、本番前にマイクとスピーカーの確認をすることが大事という意見が多く寄せられました。
面接前にテスト通話でマイク・スピーカーの動作を確認
ZoomやGoogle Meetなどのツールには、音声テスト機能があります。本番前に一度自分の声が聞こえるか、相手の音声が出力されるかを確認しておきましょう。
有線イヤホンマイクを使うと安定
無線のイヤホンは接続が不安定になりがちです。有線のイヤホンマイクを使用すると、音声が途切れるリスクを減らせます。
接続方法を複数用意しておく
Web面接を安心して進めるために、接続方法をいくつか用意しておくのもおすすめです。
音声が途切れる原因として、wifiが不安定になっている可能性もあります。
たとえば、有線LANやWi-Fiのほかに、モバイルWi-Fiルーターやスマホのテザリング機能なども使えるようにしておくと、もしもの時に別の方法でつなぐことができます。

「何かあっても大丈夫」という備えがあるだけで、落ち着いて面接に臨めますよ。
音声の失敗を防ぐために必要と感じたこと
女性 M.Yさん
もう二度と焦らないように、オンライン面接の前にはPCの音声・マイク・カメラを必ず確認するようになりました。実際にテスト通話をしてみたり、機能を使ったりすることで事前の不安を減らせると思い猛省しました。
男性 T.Kさん
事前に有線LANを準備するか、テザリングのテストをしておくべきだったと反省しました。また、トラブル時の連絡手段(電話番号など)を確認しておけば、よりスムーズに対応できたと思います。
女性 S.Tさん
声量に気をつけようと思いました。マイクを近づけすぎないことも…
女性 F.Kさん
zoom面接の前に画像、音声テストは必須だと思いました
女性 M.Nさん
久しぶりに使うツールや初めて使うツールは試しておくこと。バージョンアップの更新が入り、以前の設定が引き継がれていなかったようなので、そのようなところもしっかり確認しないとなと感じました。
②web面接で2番目に多いのは映像のトラブル

Web面接中に「映像がうまく映らない」「相手に画面が表示されない」といったトラブルを経験した方は、50人中7人と2番目に多い結果となりました。
音声トラブルに次いで多かったのが、カメラや映像に関する不具合や接続トラブルでした。
映像トラブルを経験した方の声
女性 R.Sさん 50代以上 面接の結果:その他
初めてのWeb面接で、アプリの使い方がよく分からなくて、相手にこちらの映像が出なくて焦りました。
面接官の反応
とても優しく接していただきました。。
女性 Y.Tさん 40代 面接の結果:合格
現場の直属上司になる方と、部門長に当たる方との最終面接時に当方が停電でWifiも途切れたのですが、私が返答をしている時でとても変な顔のまま画面がフリーズし接続が切れてしまいました。
面接官の反応
こちらの停電状況をご理解いただけたので、苦笑い程度で終わりました。
男性 D.Tさん 50代 面接の結果:合格
面接当日、前日に実施したドライバーアップデートが原因で、PCのカメラが作動せず画面なしで始まったが、面接中に要因に気が付きリカバリーし、面接を再開したが面接官の表情が複雑だった。
面接官の反応
複雑。良かったという表情と、事前段取り不足を責める表情。
女性 M.Mさん 30代 面接の結果:合格
Web面接中にWi-Fiが突然切れて、画面がフリーズしてしまったことがあります。慌ててスマホのテザリングに切り替えましたが、再接続までに数分かかり、面接官に謝るのが本当に焦りました。
面接官の反応
面接官はとても冷静で、「よくあることなので気にしないでください」と笑顔で対応してくれました。その一言でかなり緊張がほぐれました。
映像トラブルの対策と気をつけること
映像に関するトラブルを防ぐには、音声トラブル同様に、事前準備が重要です。以下のような点に注意しましょう。
初めて使うアプリは事前に操作確認
企業から指定されたアプリが初めて使うものであれば、ログイン・カメラのオンオフ・マイクの切り替えなど基本操作を一度試しておきましょう。
カメラが映らない場合にチェックすること
web会議のアプリを利用している場合は、アプリ側でカメラの設定がオフになっている場合があります。またパソコンの設定でカメラの使用がオフになっていて映像が出ないこともあります。windowsパソコンの場合は、プライバシー設定を確認しましょう。
また、ブラウザでカメラへのアクセスを許可していない可能性もあります。パソコン・アプリ・ブラウザの3つの設定を確認しておくと安心です。
接続の確認
前述の音声トラブルでもお伝えしましたが、カメラが映らなくなってしまう原因の一つには、通信の切断があります。実際に映像トラブルを経験した方からも、「Wi-Fiが突然切れてしまった」という声が複数寄せられました。
映像トラブルを防ぐという面からも、複数の接続方法を準備しておくことが安心に繋がります。
映像のトラブルを防ぐために必要と感じたこと
女性 K.Mさん
事前に通信環境やカメラの動作確認をしておき、少し早めにログインするようにしようと思いました。
女性 O.Yさん
前もって入室しカメラやマイクの機能を確認する必要があると思いました。
女性 M.Mさん
次からは事前にネット環境を確認し、予備としてスマホのテザリングも準備しておこうと思いました。また、面接用の連絡先もすぐに確認できるようにしておこうと感じました。
③3番目に多かった確認不足によるトラブル

Web面接での失敗として3番目に多かったのが、事前確認の不足によって起こるトラブルでした。
具体的には、「使用するソフトを間違えた」「メール確認をしていなくて面接の期日が過ぎていた」「パソコンの充電をしておらず、電源が少ないことに気づいた」などでした。
50人中5人が、「うっかりしたミス」によって焦った経験があると回答しています。
確認不足で焦った経験がある方の声
男性 Y.Yさん 30代 面接の結果:不合格
Web面接で利用するソフトを間違えており、開始時間になっても応答がなかった。
確認した結果、自分が違うソフトを利用していると分かった。その影響で遅刻扱いになった。
面接官の反応
その場では「今度から気をつけてくださいね」という感じで流していました。
男性 R.Aさん 30代 面接の結果:合格
WEB面接で、製造業系の職種に面接を申し込みました。最初は履歴書を送って、その後正式な面接に進めるかを審査するというものだったのですが、メールフォルダを確認していなかったため、面接に遅れることになりました。しかも、気づいた時には期日を1週間以上過ぎていて、慌てて電話しました。
面接官の反応
期日は過ぎていたものの、なんとか面接をしてもらえることになりました。面接官の方は3人いて、一人は不満そうでしたが、ほかの人事の方は「よくあることだよ」と笑っていたので安心しました。
女性 M.Kさん 20代 面接の結果:合格
ありきたりだとは思いますが、パソコンの電源があると思っていたのにまさかの残り5パーセントぐらいしかなくてとても焦りました。
面接官の反応
私が電波が悪くなってしまったという程で進めてすぐに充電しながらもう一度zoomにログインしました。
確認不足で焦らないための対策と気をつけること
ちょっとした確認不足が原因で不採用になってしまうのは、非常に悔しいことです。
そうならないよう、以下のようなポイントを事前に意識しておくことが大切です。
面接案内メールは前日までに再チェック
Zoom・Google Meetなど面接に使うツール名、URL、開始時間、パスコードの有無などをしっかり確認しましょう。必要な情報だけをメモにまとめておくのもおすすめです。
面接で利用するツールを確認する
Zoom、Google Meet、Microsoft Teamなど、web会議用ツールは複数あるため、企業から指定されたソフトが何かを必ず確認しましょう。
もし必要な場合は、インストールしておくことはもちろん、ログインが必要かどうか、操作方法もチェックしておくと安心です。
事前にリマインドを設定しておく
うっかりweb面接の時間や日にちを間違えることを防ぐため、スマホのカレンダーやリマインダーアプリを使い、自分自身で面接前に通知を受け取るようにしておくと安心です。
確認不足で焦ることを避けるために必要と感じたこと
男性 Y.Yさん
Web面接で利用するソフトを10分前に確認し、確実に間違えないようにしようと考えています。
男性 R.Aさん
次からは応募要件をよく読んで、メールフォルダにも気を配りたいと思いました。
女性 M.Kさん
完全に(パソコンの)充電のことを忘れていたので事前にしっかり充電してから挑もうと思います。
④web面接では背景にも気を配る

Web面接では、自分の話し方や表情だけでなく、背景や部屋の明るさなども、相手の印象に影響を与えます。
アンケートでは、50人中4人が「背景に関するトラブル」を経験したと回答しています。本番前にカメラ越しの背景や明るさをチェックしておくことで、安心して面接にのぞむことができます。
背景のトラブルを経験した方の声
男性 W.Wさん 50代以上 面接の結果:合格
Web面接での背景設定を忘れて、汚れている部屋が映った。
面接官の反応
笑っていた。
女性 H.Fさん 40代 面接の結果:合格
パソコンの設置上、窓側が背景になるのでカーテンを閉めての面接に挑みました。
遮光カーテンの暗幕だった為に照明をつけていましたが相手に暗い印象をもたせてしまいました。
面接官の反応
顔色が悪く見えますが大丈夫ですか?と心配されました。
女性 A.Aさん 20代 面接の結果:不合格
Zoomの背景画面を面接にふさわしくない派手なものにしたまま最終面接をスタートさせてしまった。
面接官の反応
すぐに自分で変更したこともあり、特に何も指摘されずそのまま面接が始まった。
女性 T.Oさん 30代 面接の結果:合格
小さな部屋での一人暮らしなので、背景を綺麗に見せるために荷物をどかして面接に臨んだが、頑張った形跡がギリギリ見えてしまっていたこと。
面接官の反応
その時は特に反応はなかったが、後日「逆に良かった」と言われた。
背景トラブルの対策と気をつけるべきこと
背景のトラブルで失敗しないために、以下の点に注意しましょう。
背景に問題がないかをカメラ越しに事前に確認する
面接前には、カメラを起動して自分がどのように映るかを事前に確認しておきましょう。
アンケートの回答にもあったように、背景の設定をうっかり忘れると、そのまま部屋が映ってしまうこともあります。
念のため、部屋を片づけておくと、万が一のときも安心です。
バーチャル背景を使う場合は、事前に切り替えておく
面接にふさわしいシンプルな背景を選び、本番の開始時に慌てないよう事前に設定しておきましょう。 画面が不自然に見えないよう、背景の明るさとのバランスもチェックしておくのがおすすめです。
照明の位置や明るさにも気を配る
部屋が暗すぎると、顔が見えにくくなり、暗い印象を与えてしまう可能性もあります。可能であれば昼間の自然光を利用するか、ライトを用意して顔がはっきり映る環境を整えましょう。
背景のトラブルを避けるために必要と感じたこと
女性 T.Oさん
カメラ機能などを使って、映る範囲を確認した上で荷物をどける(荷物を片付けておく)
女性 A.Aさん
ウェブ面接を受ける際には、事前に自分だけでミーティングを作って状況が大丈夫か確かめること
女性 H.Fさん
背景がベランダ側でもカーテンを開けてお日様の光の中で面接をしようと思いました。
⑤web面接ログインのトラブルで焦らないために

Web面接では、「ログイン済みと思っていたのにログインできていなかった」という声も寄せられました。
アンケートでは、50人中4人がログイントラブルを経験しており、時間前から準備していたのにログインできていなくて焦ったという回答が目立ちました。
ログイントラブルを経験した方の声
女性 H.Fさん 30代 面接の結果:その他
約束の時間になっても繋がらず戸惑っていたら、実はもう一回入室を押さないといけなかった。10分以上前から待機していたのに遅刻したことになってしまった。
面接官の反応
特に何も気にしていない様子で面接が始まった。謝罪をする間もなく質問された。
女性 Y.Oさん 40代 面接の結果:合格
Zoomに接続すると電話をかけている社員が映し出された。指定の時間だったのでそのまま待機していたが一向に面接が始まらない。その後電話がかかってきてZoomに入室できませんか?と言われて、入っていますと答えたところ、入室されていないですよと言われた。結局、一度退室をしてから入室しなおして面接を行った。
面接官の反応
淡々と対応されていました。
女性 Y.Mさん 40代 面接の結果:不合格
面接当日に事前に案内されたURLをクリックしたところ、
会議システムのログイン画面が出てしまい、あと5分というところで焦りました。
面接官の反応
幸い数分の遅延だったため事情をお伝えして、納得いただきました。
ログイントラブルの対策と気をつけること
ログイントラブルを防ぐには、以下のような点を意識しておきましょう。
入室手順を事前に確認しておく
Web面接の前には、使用するツールや入室用のURLがメールなどで送られてくるのが一般的です。
とくに慣れていないソフトを使う場合は、あらかじめ入室までの流れを確認しておくことが大切です。
当日になって慌てないよう、事前にチェックしておきましょう。
連絡先の準備
ログインができなかった時に備えて、webメールなどに記載してある会社の電話番号や担当者の名前などを控えておけば慌てなくてすみます。
入室できない場合は一度、再接続を試み、それでもログインできない場合は電話をしてログインできないことを伝えましょう。
ログイントラブルを避けるために必要と感じたこと
女性 T.Yさん
通話に使うツールのことをもっとよく調べ、時間前に通話がつながってしまうことを恐れずに、事前に試してみようと思いました。
女性 Y.Mさん
WEB会議のURLが送られた時点ですぐに立ち上がるかチェックするようにしました。
⑥突然の訪問者や騒音によるトラブル

Web面接では、自宅やマンションなど、生活空間ならではのトラブルが発生することもあります。
アンケートでは、訪問者や騒音などによって集中力が途切れてしまったという回答もありました。
50人中3人が「訪問者や騒音によるトラブル」を経験していました。
訪問者や騒音トラブルを経験した方の声
女性 A.Nさん 30代 面接の結果:不合格
面接中にチャイムが鳴ってしまい、その際に急ぎのものかもしれないからどうぞ出てと言っていただきました。しかし焦りすぎてカメラをオフしないまま離席したり、ちょっと転びそうになってしまって恥ずかしかったです。
面接官の反応
少しひきつった感じの表情でした。
男性 K.Nさん 40代 面接の結果:不合格
面談中に、ピーンポーンとお隣さんが尋ねてきた。
面接官の反応
面倒くさそうにされる方もいれば、大丈夫ですよーと待ってくださる方もいらっしゃいました。
女性 M.Yさん 30代 面接の結果:不合格
たまたま部屋の真上の階が工事を面接開始時間に始まりました。しかもイヤホンが接続されずスピーカー対応、上からのバババ!ガガガ!という大きい音に包まれ、何一つ聞こえませんでした。まずいと思い、字幕表示にして話についていこうとしましたが、自分が話す番になって自分も相手も聞き取れず悲しい結末になりました。
面接官の反応
ずっと「はい?」「え?」とおっしゃっていました。雑音が聞こえないように自分のターン以外はミュートにしてたのでどうぞ話をしてくださいと言われ、ミュートを切ったとたん相手が驚いていました。
騒音・訪問者トラブルの対策と気をつけること
騒音や訪問によるトラブルを防ぐには、次のような対策がおすすめです。
インターホンやスマホの音に気をつける
意外と忘れがちなのがインターホンやスマホの通知音です。インターホンの音が切れない場合は「面接中のため対応できません」などのメモをドアに貼っておくのも一案です。

在宅でテクニカルサポートの仕事をしていた時は、インターホンを使用しないようにお願いするメモを、ドアに貼っていましたよ。
可能であれば静かな時間帯に面接を希望する
予期せぬ工事などの場合は難しいですが、会社に希望が伝えられる場合は、工事や生活音が少ない時間帯を選ばせてもらうのもひとつの方法です。
ノイズキャンセラー付きイヤホンやマイク
可能であれば、ノイズキャンセリング機能付きのマイク付きイヤホンを使うのもおすすめです。
急な騒音があっても、音を軽減できるため比較的落ち着いて対応できます。
騒音や訪問者トラブルを防ぐために必要と感じたこと
男性 K.Nさん
タイミングなので仕方ない事もあるのですが、考えつく限り前もって考えておかないといけないなと思いました。
女性 A.Nさん
チャイムなど音の鳴るものは切っておこうと思いました。
⑦ペットの鳴き声や映り込みトラブル

自宅でペットと一緒に過ごしている方は、ペットによる思わぬハプニングが起きることもあります。
アンケートでは、50人中3人がペットによるトラブルを経験したと回答しており、どれも突然の出来事で慌てた様子がうかがえました。
ペットの鳴き声や映り込みを経験した方の声
男性 N.Mさん 20代 面接の結果:合格
面接中にペットが乱入して一回大変なことになりました。
デスクの下から顔がピョコって出てきて面接が一時中断になりました。
面接官の反応
笑ってくれて面接の方に「応募は2名ですか?」(と言われた。)
女性 Y.Kさん 20代 面接の結果:合格
Web面接で始めの方は質問された事にスムーズにハキハキと答えられ、面接官の表情も良さそうな雰囲気で進めていっていましたが途中で飼い犬が吠えてしまいお互い気まずい雰囲気となりあえてどちらも犬の鳴き声にはふれずそのまま継続していて気まずかったです。普段は吠えない犬なのですがこんな時に吠えてしまいました。
面接官の反応
表情は曇っていたように感じましたが面接内容に差し支えはなさそうな印象を受けました。
男性 Y.Yさん 40代 面接の結果:合格
面談も中盤に差し掛かり、緊張感も解けてきたその時、犬が膝の上にジャンプして乗ってきた。
面接官の反応
なんとか笑い話に持っていき、面接官の印象をよくしようとした。面接官も焦っていた。
ペットの鳴き声や映り込み対策と気をつけること
ペットによるトラブルを防ぐために、ペットを飼っている方は、以下のような対策をしましょう。
面接中はペットを別の部屋に移動させる
できる限りペットが入れない環境を用意するのが理想です。アンケートでは、ドアは閉めていても施錠を忘れていたという声もありましたので施錠まで確認しておくと安心です。施錠などができず難しい場合は、家族に一時的に見てもらうなどの対策も検討しまししょう。
鳴き声対策はノイズキャンセラー付きの「マイク付きイヤホン」の検討も
Web会議ツールのミュート機能を使えば音を遮断することもできますが、面接中にとっさに操作するのは意外と難しいものです。特にペットの鳴き声は予測できないため、ミュート操作は不安という方もいるでしょう。
一方、ノイズキャンセリング機能付きのマイク付きイヤホンなら、インターホンなどの生活音やペットの声もある程度カットできるため、より安心して面接に臨めます。
ペットトラブルを防ぐために必要と感じたこと
男性 N.Mさん
礼儀、節度を持って臨めば多少のミスなどは流していただけますが自分自身ミスの無いようしっかり準備してピシッとした態度で頑張ってください!
女性 Y.Kさん
犬は預かってもらうか、部屋を変えて吠えても聞こえないように対応したいです。
⑧カンペを見ることによるトラブル

Web面接では、カンペを使って志望動機や自己紹介の内容を手元に置いておくという人も多くいます。今回のアンケートでは、実際にカンペによる「トラブル」を経験した人は50人中2人と少数でした。
カンペのトラブル経験がある方の声
男性 T.Yさん 30代 面接の結果:合格
あまりWEBで面接を受けたことがなく、志望動機や自身の経歴も頭に入っていなかった為、パソコンの後方にカンペを用意していたのですが、暑い日だったこともありそのカンペが扇風機の風で裏っ返しになってしまい、焦りました。
面接官の反応
一瞬席を外させて頂きましたので、特に反応はありませんでした。
男性 T.Kさん 20代 面接の結果:合格
Web面接を受けるにあたって事前に暗記などしていなかった。なのでWeb面接ならではのカンペを見ながら挑んだ。やっぱり目線がおかしい所にあって面接官にモロバレだったのかなと焦った。
面接官の反応
案の定面接官にバレていた。
Web面接のトラブル対策と気をつけること
カンペを使うこと自体が悪いわけではありませんが、不自然な視線や読み上げている印象を与えてしまうとマイナス評価につながる可能性もあります。
以下のような点に気をつけて活用しましょう。
キーワードだけをメモしておく
長文のカンペは視線が大きく動いたり、読み上げ感が出やすくなります。キーワードで伝えたい要点のみをメモするのがおすすめです。
カンペを貼る位置に注意する
カンペはカメラの近くなど、目線を大きく動かさずに見られる位置に貼るのがおすすめです。しかし、カメラの近くならバレにくいとは言え、何度も視線を動かすとバレやすいので、注意が必要です。
web面接で話す練習をしておく
カンペはあくまで補助として使い、基本は自分の言葉で伝えられるよう準備することが理想です。アンケートでも「自分の言葉で話せるように準備することが大切」という回答が寄せられました。
カンペによるトラブルを防ぐために必要と感じたこと
男性 T.Yさん
なんといっても事前準備をしっかりするようにすることが大事!それが本気度につながると思いますので、頑張ってください。
男性 T.Kさん
Web面接を受けるにしても事前の暗記は必須だなと思った。それか、Web面接でカンペを見てするなら事前に一人でzoomを開いてカンペありの面接を自然とこなせるように調節することが大事だと思った。
⑨目線の位置が分からず焦る

Web面接で意外と多くの人が戸惑うのが、目線の位置です。
アンケートでは少数ながら、50人中2人がどこを見れば良いのかわからず焦った経験があると回答しました。
面接中に目線が定まらずキョロキョロしていると、落ち着きがない、視線が泳いでいると受け取られる可能性もあるため注意が必要です。
目線の位置が分からず焦った方の声
女性 M.Sさん 30代 面接の結果:その他
何度かWeb面接の経験があるが、毎回目線はどこを見れば良いのか焦ります。初めてWeb面接した時は挙動不審な感じだったのではないかと、面接終了後1人反省してました。
面接官の反応
特に反応はありませんでした。
女性 T.Yさん 30代 面接の結果:不合格
面接官側から画面を共有しながらの説明があった。普段使い慣れていないので、どこを見るのかなど焦ってしまった。
面接官の反応
ゆっくり丁寧に説明してもらえた。
目線の位置で慌てないための対策と気をつけること
カメラを見ることで目線が合っている印象に
実際には画面上の面接官を見ていても、カメラを見ないと視線が下がって見えることがあります。
とくに自己紹介や大切な発言の場面では、意識的にカメラを見る習慣をつけましょう。
面接官の表情や反応を確認するときは画面を見てok
面接中に面接官の表情や反応を確認したいときは、画面を見るのは問題ありません。
アンケートにあったように画面を共有しながらの説明などがある時は無理にカメラを見る必要はありませんが、目線がずっと下を向いていると違和感を与えてしまうこともあります。
大切なのは、話す場面ではできるだけカメラを見るよう意識しつつ、必要に応じて自然に視線を切り替えることです。
Web面接練習をしておく
カメラを起動し自分が話している姿や目線の動きを確認しておくことで、本番でも自然に話せるようになります。
あわせて、声のトーンや話すスピード、表情の見え方などもチェックしておくと安心です。
模擬面接をオンラインで行ってみるのも、実践的な練習になります。
⑩ウェブ面接の服装はスーツが安心

ここまで、web面接で失敗したことがある人に聞いたアンケートの結果をお伝えしてきましたが、服装に関する失敗について回答した方が1人いました。
女性 A.Sさん 20代 面接の結果:不合格
派遣の仕事だとおもってふつーにラフなTシャツで面接をしてしまいました。
面接官の反応
焦った時はずっと真顔で見つめられてる感じでした。
この方は、今後の対策として「Web面接は何があるか分からないから、とりあえずスーツを着ようと思いました」とコメントしています。
インターホンが鳴って立ち上がる必要が出たり、ペットが映り込んだりと、座ったままではいられない場面が突然訪れることもあります。
そのようなときに備えて、上下スーツで臨むのが無難ですし、気持ちも引き締めてくれます。
Web面接を控えている方へ、経験者からのアドバイス
今回のアンケートでは、Web面接での失敗談とあわせて、「これからweb面接を受ける人にアドバイス」もお聞きしました。
実際にトラブルや緊張を経験したからこそ伝えられる、アドバイスばかりです。
初めてWeb面接を受ける方はもちろん、何度か経験がある方にも参考になる内容ですので、ぜひチェックしてみてください。
女性 M.Mさん
事前に通信チェックと予備の準備を。トラブルが起きても落ち着いて対応すれば大丈夫。リラックスして頑張ってください!
女性 K.Mさん
緊張するかもしれませんが、焦らずゆっくり話すことを意識してください。環境の確認も忘れずに。準備が安心につながります!
男性 T.Kさん
トラブルは誰にでも起こり得るので、落ち着いて対応することが大事です。事前に接続テストを何度も行い、バックアップの通信手段を用意しておくと安心です。
女性 T.Yさん
話す内容の練習だけでなく、事前にZOOMの録画機能で話し方や目線の確認をして見直しなどしておけば、当日落ち着いて会話ができるのではないかと思います。
男性 T.Sさん
面接ではいろいろなことが聞かれます。自分の想定していないことが聞かれることも多くあると思います。どんなことを聞かれても、言うべきことを最後まで言い切ってください。焦ったら深呼吸しましょう。面接官も実は緊張しています。落ち着いて話をしてください。
女性 M.Aさん
音声の乱れなどで聞き取れない時は、「申し訳ありません」と一言置いてからもう一度話していただくようお願いすると、大抵は「大丈夫ですよ!」と言ってくれ、もう一度話してくれるので、焦らず、丁寧にを心がければ相手も嫌な気持ちはしないと思います。
Web面接で気をつけること おわりに
Web面接には、対面とは違った注意点や予期せぬトラブルがつきものです。
今回のアンケートでは、実際にトラブルを経験した人の多くが「事前準備が大切」と回答しています。
また、どんなに準備をしていても予想外のことは起こるものですが、そのときに「焦らず落ち着いて誠実に対応すること」が、結果的に良い印象につながるという声もありました。
通信環境やカメラ・音声のチェックはもちろん、服装や目線、背景なども含めて、自信を持って面接に臨めるように前もって準備を整えておくことが大切です。
そしてもしトラブルが起きてしまっても、慌てず丁寧に対応することを心がけましょう。
Web面接は慣れれば大きな負担にならず、自宅という環境で、落ち着いて話せるチャンスでもあります。
今回紹介した実例やアドバイスを参考に、自分らしさをしっかり伝えられるよう準備をしましょう。